大学コンソーシアムとちぎは、県内の大学等18校が相互に連携する組織です。今後栃木県や県内市町、地域の産業団体と連携しながらカーボンニュートラルに関する先進的な知見を集約・共有し、カーボンニュートラル実現に資する高度な人材育成を行って参ります。
このシンポジウムでは、宇都宮大学国際学部教授の髙橋若菜先生の基調講演や各分野における個別講演、パネルディスカッションを通して、最新の知見をご紹介します。
2023年10月28日(土)
14:00~17:15(開場 13:30)
会場
宇都宮大学 峰キャンパス
大学会館2階多目的ホール
宇都宮市峰町350
14:05~14:10
14:10~14:20
「公益社団法人栃木県経済同友会におけるカーボンニュートラル調査研究について」
「公益社団法人栃木県経済同友会におけるカーボンニュートラル調査研究について」
(公社)栃木県経済同友会 社会問題委員会委員長 新井 孝則 氏
14:20~15:00
髙橋 若菜 氏
宇都宮大学 国際学部教授
「気候危機とカーボンニュートラルに向かう世界・日本」
気候危機が深刻化する中で、脱炭素化に向けて世界各国が重い舵を切っています。持続可能な方法で脱炭素化へ移行するとはどういうことなのか、世界や日本の最新動向を紹介し、栃木県において地域や大学ができることを考察します。
【略歴】
博士(政治学)。日英の大学院等で環境政治学を修学。(財)地球環境戦略研究機関研究員を経て、宇都宮大学へ赴任。主著に『越境大気汚染の比較政治学』(2017、千倉書房)他多数。中央環境審議会委員他数多の委員、NPO法人理事長等を歴任。2023年3月、日本経済新聞社によるNIKKEI脱炭素アワード2022研究部門奨励賞共同受賞。兵庫県出身。
15:00~16:00
①技術分野 15:00~
根本 泰行 氏
足利大学工学部教授
「カーボンニュートラル・持続可能な社会と再生可能エネルギー」
脱炭素社会の実現に不可欠となる再生可能エネルギーをめぐる状況は、この10年で大きく変化しました。本講演では、国内外におけるその最新動向について紹介するとともに、経済的、環境的、そして社会的に持続可能なエネルギー源を選択していくことの重要性について説明します。
②経済分野 15:20~
歌川 学 氏
国立研究開発法人産業技術総合研究所
主任研究員
「栃木県の脱炭素転換と地域発展」
栃木県で既存技術普及を中心とした脱炭素対策により、2030年で13年比50%を超えるエネルギー起源CO2排出削減、2050年に既存技術で大半の削減が可能。
脱炭素対策は環境対策であると同時に、推定6000億円以上の県内光熱費を削減、対策設備投資の県内企業受注などとあわせて大きな経済効果がある。
③市民活動 15:40~
「栃木県のカーボンニュートラル実装化に向けた学生提案」
エネルギー効率改善や多様な再エネなど、持続可能な方法で地域の脱炭素化を進めることができる技術オプションを実装化させるには、何が必要なのでしょうか。国内外の事例をもとに、市民・学生目線から提案します。
16:10~17:00
17:00~17:10
理事長 池田 宰
会場
宇都宮大学 峰キャンパス大学会館2階多目的ホール
宇都宮市峰町350
カーボンニュートラル推進のため、できる限り公共交通機関のご利用をお願いいたします。
宇都宮大学 峰キャンパス
宇都宮市峰町350
コロナウイルス感染症対策のため、当日体調不良の場合は、会場参加をご遠慮願います。
カーボンニュートラル推進事業委員会事務局
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